驚くべき考え方

私にいつも意地悪なKさんが、私とNさんとがお昼休憩の時に、一緒のテーブルへやってきた。
話を聞いてたら、年齢は還暦くらいなんだと思うけど、「ええ〜!?」と言いたくなるくらいに、現代人とは思えない迷信に凝り固まった考えを持っていることを知った。
お墓の話になると、「散骨はいけない。分骨もいけない。そういうことをすると、自分は良くても子孫に悪いことが起きるんだ」と言う。「臓器提供だっていけないんだよ」とまで言う。「手足を失くした人が、無い手足が痛かったりするって言うでしょ? そういうことなんだよ」としたり顔でNさんを諭すように言う。
私が、「それは、脳の研究で解明されてきてますよね」と言っても、そんなことでは覆されないようだった。
本気で言ってるんだろうか? 本気っぽかったけど…。
いやあ。しかし、あの職場はあまりにレベルの低い人達が牛耳っていてホントいやになる。
こっちが“不思議ちゃん”扱いされちゃう始末だし。

ああ。早く春になってほしい。新しい職場でマトモな人たちと働きたい。