『考えるヒト』を読んだ。

午前中、数日前から少しずつ読んでいた養老孟の『考えるヒト』を読み終えた。
若い人向けのシリーズの1冊だからか、とてもシンプルでわかりやすかった。タイトルは小林秀雄の『考えるヒント』のパロディなのか、単にロダンの考える人からとったのか、多分編集者がつけたんだろうな。
脳科学から哲学への展開がとても自然で、すごくよくわかった。でも、私が実際に高校生くらいの時に読んだら、ちゃんと理解できただろうか。今の私には、ちょうどストンと胸に落ちたけど。
もう一度読み返してみたらもっとよくわかるのかもしれないという気がする。でも、ADHDの集中力の持続しない性質がそれをさせないだろうなと思う。



1ヶ月以上(多分)父に会いに行ってなかったので、午後クルマで行ってきた。
父は自分の席で居眠りをしていた。
声をかけるとびっくりしていた。
同じテーブルに車椅子のおばあさんが居り、何だか音声は発しているが言葉にはなっていない。
父によると、このおばあさんと、もう一人のおばあさんがよくそばにやってくるのだそうだ。「モテモテだね」と言うと、そうなんだよと言って得意げだった。
父も、様子を見ていたら、会話は一応できるけど、もはや複雑な話しはできないなと感じた。


帰宅して、ベティを見ようとしたら、ちょうど見ようとしていた回から4話分が削除されていた。昨日だったら見られたのだろうか。
残念だ。NHKオンデマンドで有料のを見ようかどうしようか。来月にしようかな。