父の面会に

朝、シャワーを浴びてから近くのU医院へ行ってきた。
五十肩は、やっぱり入社前に治療しておいたほうがいいだろうと思って。
U医師は気分屋なのも行くのが面倒な理由のひとつだが、今日は患者が一段落した時間に行ったせいか機嫌がよかった。
注射を2本とキセノンを15分かけ、薬をもらって帰った。2週間後にまた来るよう言われた。


1時過ぎという炎天下の時間に、久しぶりに父に会いに行ってきた。さすがの私も車のクーラーをつけた。
父は元気そうだったが、月日の感覚が無くなっているのか、兄たちは誰も全然会いに来ないと言っていた。そんなはずはないと言ったが、納得がいかないふうだった。
それに、自分が居る場所も、私も兄たちも何度も説明してるのにいまだに認識出来ないでいるようだ。
まあ、「誰も来ない」などと言わないよう、週に一度くらい顔を出せばいいのかもしれないけど、なかなかね。

あの施設で掃除の仕事をしている旧姓竹○さん、現安○さんの実家のお母さんも時々ショートステイであそこを利用しているとのことだが、昔の男子同級生平○君のお母さんも先日まで滞在していたそうだ。彼は一度結婚したが別れて、子供は居ないとのこと。
みんな、それぞれの人生を送ってきて、親が介護施設に入る年代になっているのだ。