沼田まほかる著『九月が永遠に続けば』を読んだ。

九月が永遠に続けば (新潮文庫)

九月が永遠に続けば (新潮文庫)

昨夜、半分居眠りしながら遅くまでテレビを見てしまい、眠るタイミングを逸してしまったので、ブックオフで買ってあったこの本を読み始めた。
ぐいぐい読めたけど、2時ごろかすかに眠気がやってきたのでそのタイミングを逃すまいと急いで眠った。
今日は、夫が送ってほしいと言っていた衣類を探すつもりでいたが、午前中は雨だったし、いつの間に止んだのかしらないけど、ずっとあまりにどんよりとした天気だったので、10時半くらいからコタツで、新聞も読まずにこの本だけ読み続けた。
こういうのって、グロテスクな事件が出てきて、それは現実にも時々ニュースになるような事件ではあるんだけど、陰惨な話を突き付けられて嫌な気分にさせられ、まあ、人間のある一面を確かに描いているのかもしれないけど、後味は良くないよなあ。
こういうものを読ませる作者の意図って、どんなところにあるんだろうか?
ぐいぐいずんずん最後まで読んじゃうんだけど。
不毛なんじゃないか?
もう、こういうものは読むのよそう。
人生、残りのほうが少なくなってきてるのに、こういうものを読んでどうするんだ?