重松清『きよしこ』読了。

今日は、重松清著『きよしこ』を読んだ。
これは、作者の自伝的な小説のようだ。実際に子どもの頃吃音に悩んでいたらしい。
障害や悩みを持った子どもが読んでも、平易な文体で書かれているのでいいかもしれない。

私も悩み多き子ども時代から青春時代を過ごしてきた。今も、なのかもしれないが、今はずうずうしいおばさんになっているので傷つかずに済んでいる。この図太い神経をもって子ども時代からやり直せたら…と何度思ったことか。


だから、今も悩んでいる「かつての私」のような人に、道に迷い、深みにはまっている人に、ちょっとでもラクになれるような何かをあげられたらなあと思ってるんだけど、どういうカタチで示したらいいのかずっとわからないでいる。