昨日、映画『ヴァイブレータ』を観た。

昨日書き忘れたので、一応書いておく。
昨日の午後観たんだけど、夜お風呂に入ってボーっとしていると、主演2人の入浴シーンが思い出され、大森南朋の顔がしばらくアタマから離れなかった。すごく存在感があるオトコだ。彼は。
はっきりと「オトコ」なんだけど、微妙な、繊細な部分も併せ持っていて…。
この作品の主役はあくまでも寺島しのぶではあるが、でも、この映画は大森南朋なくしては、これを観る女性がここまでこの作品世界に入り込めなかっただろう。原作も数年前に読んだけど、文章だけでは、このトラッカー男をここまでイメージできなかった。
寺島しのぶって、私としては大嫌いな女なんだけど、この映画ではナチュラルメイクだったせいもあるのか、ビジュアルから受ける印象に、いつものいやらしさがなかった。基本的にやな女なんだろうと思うが、この映画の頃は、歌舞伎役者に振られた後で、捨て身でこの映画に挑戦したのが良かったのかもしれない。今も基本的には嫌いだけど、存在を許せるようになった。「頑張ったんだね」と、ちょっと尊敬もした。

昨日は、夕飯後、『17歳』と『アルゼンチンばばあ』を両方ともちょっとずつ観たんだけど、なんだか「真面目に観てらんないワ」って感じで途中で止めた。17歳のほうは、若き日のペネロペ・クルスが出てるというのがウリみたいなんだけど、とにかくこういう感覚には耐えられない。
アルゼンチンばばあのほうも、なんだかバカみたいだしね。

まあ、『ヴァイブレータ』の印象は結構強烈だったな。