筒井康隆著『短篇小説講義』読了。

書棚にあったこの本、何気なくちょっと読んでみたら「面白そう」と思い、昨日から読み始めた。
奥付に、1990年9月7日と記されている。21年前に1度読んでいるのだ。そう考えるとかすかに以前読んだような気がしてくるが、全く内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで最後まで面白く読めた。
とても内容の濃いもので、筒井氏の膨大な読書量(前から知っていたが)を思い知らされ、同時にこれだけの思考の裏打ちがあった上でのあの作品群なのだなあと改めて感服。


今日は、洗濯をしていると次兄から電話があり、その後兄嫁から電話があり、電話って、ウチなんかほとんどいつもはかかってこないのに、かかってくるときは集中するなあと今日も思った。
次兄は、しばらく音沙汰ないと思っていたら、屋根のペンキを塗ったり、家の中の壁板にニスを塗ったりといった大変な作業をしていたそうだ。
兄嫁は、N市のMさんへの返事をやっと出すという話し。兄嫁から見た私の夫は、“怠け者”だとか、私に肩を持つ内容の手紙を書いたらしい。まあ、彼女から見たらそうだろうな。
次兄の娘の交際相手に関しても、自分がきっかけをつくってしまったといういきさつもあるので、気になって姪に電話したとのこと。特養に居る父のこと、老人病院にいる母のことなど、あちこちに気を配らなければならない長男の嫁は大変だ。