養老孟司著『無思想の発見』読了。
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/12/06
- メディア: 新書
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とてもシンプルに書かれた哲学書だ。
シンプルなだけに集中して自分の脳も結構フル回転させて読み込まないとわからない。
最後まで読んで、昔からの、養老さんの考え方の底流にあるものがだいぶわかってきた。その考え方で改めて世間と自分のことなどを振り返ってみると、「そういうことだったのかぁ」と納得できたりして、少し気持ちが落ち着いた。
今のこの読書三昧の日々は、生活費があと数ヶ月で底をついてしまうことさえ考えなければ、かなり“シアワセ”な日々だという気がする。
宝くじさえ当たればなあ……。