吉村きよ著『女中奉公ひと筋に生きて』読了。

女中奉公ひと筋に生きて

女中奉公ひと筋に生きて

ブックオフで買った本。昨日の夜から読み始め、さっき読み終えた。
女中という言葉も差別用語となり、お手伝いさんとか家政婦さんと呼ばれるようになってからすでに長いが、この著者にとっては今でも“女中”という言葉がしっくりくるのかもしれない。私の母より5歳くらい年下のようだが、大変な時代だったんだなあと改めて考えさせられた。
今となっては認知症の母も、私が子供の頃、母の腹違いの姉の一人が昔女中奉公に行き、きちんとした家で、家事や礼儀作法などさまざまなことを教われて、うらやましかったという話をしてくれたことがあったな。
この筆者の話は、いわゆる「家政婦は見た」的な下世話な好奇心をくすぐるような裏話はなく、さまざまなお宅で、いろいろ勉強になることが多くて有り難かったという前向きな話しが多かったという印象。女癖の悪い旦那様も何人かいたという話もあるが、陰惨ではなく、後味が悪くなるようなものはほとんどなかった。本人の結婚相手が一番ひどかったかな。


今日は、朝一で婦人科の診察。病院は、今度から自動支払機で自分で支払いができるように変わっていた。その代わり、診察した科ごとに会計処理するようになり、診察の後、それが済むまで少し待たされるようになった。

その後、車は病院の駐車場に置いたまま、バスが行ったばかりだったので歩いてハローワークまで行った。25分くらいかかった。
家で調べてあった3件の求人票を印刷し、相談の順番を待った。3件を調べてもらうと、1件は、実は男性希望で、もう1件は実は45歳以下希望だった。だから困るんだよな。役人が余計なことをして男女差別や年齢差別を禁じたりするから面倒なことになるんだ。まったくロクなもんじゃない。
で、結局1社の分だけ紹介状を出してもらった。
帰宅して、昨日の求人チラシにでていた会社に電話した。そこは書類選考無しで明日の3時に面接に行くことになった。

お昼を食べたあと、履歴書を書き、接骨院が午後は4時からなので、郵便ポストへ行きがてら治療に行く。


5時半過ぎに昔の同僚のSさんから電話。毎月息子たちの住む家へ顔を出すたびに私に電話してくれるようだ。30分ほど話をした。そのうちバスツアーでも一緒に行きましょうという話しになったが、社交辞令みたいなものかな。