『アジアン・ジャパニーズ』、『トリツカレ男』読了。

アジアン・ジャパニーズ

アジアン・ジャパニーズ

数日前、同じ著者の『小説家』を読んだ後に、我が家の書庫にもこの人の本があったような気がしてさがしてみたらやっぱりあった。
半年くらい前にブックオフで買ったような気がする。
これも、この人の作風なのか、とてもよく「伝わって」くる。ずんずんとこちらの内面にまで入ってきて、すごく自分自身を振り返させられる。
27日には8割方読んでいたんだけど、最後のところは今日読了。
今後、この人のものはブックオフで見つけ次第買うことにしよう。


トリツカレ男 (新潮文庫)

トリツカレ男 (新潮文庫)

こちらはamazonで1円だったので注文したのが今日届いた。
ちょっと見たら読みやすそうだったので読み始めたらすぐに読めてしまった。
一種の童話なのかな。
まあ、なかなか面白かったけど、この人に“トリツカレ”はしないな。


今日は、時々晴れ間もあるが、ほとんどどんよりと曇り、その上風も強いので、庭仕事をする気になれなかった。
庭の桜は、昨日咲き始めたのに、もう5分咲きくらいになった。
品種名を調べたけど、コヒガンとツバキカンザクラが一番近いような気がする。でも、もひとつ決め手に欠けるんだよなあ。
桜もいろいろと交雑するみたいだから、何かの雑種なのかもしれない。
我が家の裏の、昔栗畑だったところがヒノキか何かが植えられ、たちまち鬱蒼と茂り、北側の窓からの光が遮られるようになっていたのが、今日持ち主がやってきて電動ノコギリでガーガーと切っていた。うちに接近していた列がきれいに切り倒され、昔のように書斎に光が入るようになった。
ポポーにも陽が当たるようになってよかった。
あと、ミョウガも今年はまた収穫できるかも。