読書

川上未映子著『乳と卵』読了

通勤とお昼休みに少しずつ読んでいたが、今日のお昼に読み終わった。 一緒に休憩をとった人が喫煙者だと別室へ行くので、一人になって本が読める。乳と卵 (文春文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/09/03メディア: 文庫購入: 2人 ク…

レンジ掃除の続き、父の見舞い

午前中1時間だけレンジ掃除の続きをやった。今日は台の上部だけ。五徳はまだ。あと、レンジ台の前側面とグリル。まだまだ道は遠い。 昼食後、父のお見舞いに行った。父ももう自分でも死ねないのが情けないくらいの気持ちになっているんだろう。何を訊いても…

津原泰水著『ブラバン』読了。

ブラバン (新潮文庫)作者: 津原泰水出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/10/28メディア: 文庫 クリック: 55回この商品を含むブログ (54件) を見る昨日の夕飯後から読み始め、夜中の1時過ぎくらいまで読んでいたが寝不足になるので途中だが寝た。 で、続き…

『孤独について』読了

昨日の夜、見たいテレビもないので、ブックオフで買ったばかりの本を読んでみることにした。生きるのが困難な人々へ 孤独について (文春新書)作者: 中島義道出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/10/22メディア: 新書購入: 4人 クリック: 42回この商品を含…

絲山秋子著『絲的メイソウ』を読んだ。

朝一で洗濯。あとは、新聞を読んで、本を読んだくらい。絲的メイソウ作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/22メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (74件) を見るブックオフで105円で買った。 絲山秋子という作家は、今…

池田晶子・陸田真志『死と生きる』読了。

死と生きる―獄中哲学対話作者: 池田晶子,陸田真志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/02/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 120回この商品を含むブログ (35件) を見る昨日から読んでいたが、さっき読み終えた。 面白かった。 獄中の殺人犯と哲学者の…

小林信彦著『うらなり』読了。

うらなり (文春文庫)作者: 小林信彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/11/10メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (18件) を見るかなり前にブックオフで見つけて買っておいたものだが、ずっと読んでいなかった。 2週間くらい前か。書庫で…

吉村きよ著『女中奉公ひと筋に生きて』読了。

女中奉公ひと筋に生きて作者: 吉村きよ出版社/メーカー: 草思社発売日: 1996/09/25メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るブックオフで買った本。昨日の夜から読み始め、さっき読み終えた。 女中という言葉も差別用語となり、お手…

湊かなえ著『告白』を読んだ。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)作者: 湊かなえ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2010/04/08メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 1,085回この商品を含むブログ (483件) を見る昨日の夜、2時までかかって読み終えた。目がショボショボしたけど途中で止め…

『坊ちゃん』を読んだ。

昨日の夜、思い立って夏目漱石の『坊ちゃん』を青空文庫で読んだ。完読したのは初めてだ。この年で。 中学生と高校生の頃に何回か読もうとしたような気がするが、そのたびにほとんど出だしのあたりで挫折したんじゃないかな。今思うと、旧字旧かなの岩波文庫…

父は「治ったよ」と言っていた。

3時前に病室に着いた。父は目をつぶっていたが声をかけてちょっと揺すると目をチラッと開けた。 看護婦さんの説明によると、輸血を終えて、今は生理食塩水を点滴しているところだとのこと。血圧その他の数値も落ち着いてきたので一応一安心か。でもまだこの…

養老孟司著『無思想の発見』読了。

無思想の発見 (ちくま新書)作者: 養老孟司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/12/06メディア: 新書購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (85件) を見る読み始めたのは2週間くらい前だったろうか。半分までは一息に読んだのだが、疲れたので、…

藤田紘一郎著『血液型の科学』読了。

血液型性格分類に関して、さもバカにしたように言う人の決まり文句は「人の性格がたった4種類に分けられるはずがない」というものだ。 そんなこと当たり前じゃないか。人の性格が血液型だけで決まるはずがないし。育った環境もとても大きな要因になる。兄弟…

絲山秋子著『ダーティ・ワーク』読了。

連作短編集。初出は純文学誌ではなく『小説すばる』だそうだ。そのためか、一作一作が小器用にまとめてる気がして、ちょっと見は薄っぺらく感じられてしまう。全体として見ると長編小説のようでもある群像モノってことになるのかな。 今回改めて思ったけど、…

保坂和志著『生きる歓び』読了。

昨日の夜、収められた短篇2篇の内タイトルとなっているほうの作品を読んだ。今日の午後、もう1篇の『小実昌さんのこと』を読んだ。 作者は両方の作品を「事実しか書いてないが小説」だと言っている。本人がそう言っているんだからそうなんだろうけど、長い…

青山七恵著『ひとり日和』読了。

午前中に猫洗い。6回目か。 今回もシャンプー中に20匹くらいは殺したようだった。 ドライヤー後の毛づくろいをじっと観察していたが、弱ったようなのが2・3匹いたけど、すぐに殺せた。あとは屍骸が落ちてたくらい。今度こそ98%くらいはいなくなった…

筒井康隆著『恐怖』読了

気分を変えようと、先日ブックオフで買ってきた筒井の小説を読んだ。読み始めると、以前読んだことあるなあと、かすかな記憶がよみがえったが、例によってほとんど忘れていたので次がどうなるというようなネタバレ的な記憶も出てこず最後までおもしろく読め…

昨日の夜、『イッツ・オンリー・トーク』読了。

夜、見たいテレビもないので読み始め、12時半ごろ読み終えた。 絲山秋子のデビュー作で、第96回文學界新人賞受賞/第129回芥川賞ノミネートとなった作品。 最初の作品から、今の作品にも流れるおんなじ匂いが強く出ていたのだなあと感じた。これからもずっ…

筒井康隆著『短篇小説講義』読了。

書棚にあったこの本、何気なくちょっと読んでみたら「面白そう」と思い、昨日から読み始めた。 奥付に、1990年9月7日と記されている。21年前に1度読んでいるのだ。そう考えるとかすかに以前読んだような気がしてくるが、全く内容を忘れていたので、…

吉本隆明 『悪人正機』読了。

10日くらい前だろうか、駅中の本屋で、珍しく新刊書として定価で買った文庫本。 初版は10年以上前なんだけれど、チラッと覗いたら気軽に読めそうだったので買ってみた。 吉本隆明の著作って、いまだかつて一冊も読んだことないんじゃなかろうか? このご…

2ちゃんねる、読みふけっちゃった。

久しぶりに橋本治氏の新しい情報でもないかと検索してみたら、去年、なんだか病名ははっきりしなかったが難病を発症していたのだそうだ。いろいろ探しているうちに2ちゃんねるにたどり着き、新情報が書かれていないかと、最後まで時間をかけて読んでしまっ…

石坂洋次郎 著 『海を見に行く』読了。

石坂洋次郎というと、私が小学生の頃、松原智恵子が女主人公役のテレビドラマをよくやっていて、結構楽しんで見ていた。その原作者の印象が強い。 あの時代は、少女マンガも西谷祥子とか本村三四子とかのラブコメが流行ってたりして、おんなじようなノリだっ…

絲山秋子著『エスケイプ/アブセント』読了

ブックオフで買った2冊の残り1冊を今日は読んだ。 エスケイプは、双子の片方の一人称小説(軽薄文体)。アブセントは、双子のもう一人の一人称。後者のほうは、読者が思い入れられないような感じ。 作家として、まあ、いろいろなことを試みているのだと思…

絲山秋子著『海の仙人』を読んだ。

前から読みたかった絲山秋子の文庫本2冊を105円コーナーで見つけたので買ってきてあった中の『海の仙人』のほうをさっき読み終えた。通勤電車のわずかな時間も読み続けていたほど面白かった。 絲山秋子作品をいくつか読んで、公式サイトの日記も読んでの…

今日も焦った!

地下鉄の駅を降り、方向的には、勝手に東京湾側だと思い込んでいた私。先日教わった風景とは違う感じだけど…と思いつつずんずん歩いていった。しかし、いくらなんでも似たような風景が全然あらわれないと思い、通行人の男性に訊いたところ、逆側に歩いている…

また昨日書くの忘れた

昨日は夜見たいテレビがいろいろあったので夕飯前に入浴し、夕食後はテレビを見ながら缶チューハイを1缶飲んだらフワーッとなっちゃって途中ちょっと居眠りもしたりして、リンカーンを見終わってから寝たんだけど…。昨日の午後、書庫の棚にブックオフで買っ…

吉屋信子著『あの道この道』を読んだ。

1・2年前に105円で買った文庫本だが、寝る前に布団の中で読む本として何度も何度も挑戦したが、いつも最初の数ページで寝てしまって、ずっと読まないままになっていた。 今日ふと読む気になり、読み始めたらやっぱり面白いのでずっと読んでいた。 昭和…

明日の待ち合わせ

明日、去年まで働いていた職場の同僚4人で会うことになっていたのに、そのうちの一人がキャンセル。 なんだかなあ…。「急に来客があることになって」とのことだが、言い訳かも…と思ってしまう。 『考えない練習』を今日読み終えたのに、やっぱりそんなこと…

小池龍之介著『考えない練習』を読み始めた。

次兄が貸してくれたのでちょっと読み始めた。 まだ1章しか読んでいないが、先日読んだ池谷祐二の脳科学の本にも通じる話で、わかりやすく「なるほど」と思わせることが書いてある。僧侶とは言えまだ若いのによくわかっている。今夜続きを読んでしまおう。 …

今日も次兄から電話があった。

昨日も電話したんだけど…と言ってた。散歩に出掛けたタイミングだったのかも。 内容は、通販で蚊帳を買おうと思うんだけど、2枚だと割安になるから欲しければ1枚くれるという話し。 私はそれほど蚊は気にならないからいいと断った。昔みたいに吊るタイプじ…